2021/02/05 16:52
今回は、神田からの初めてのBlog更新になります。
@yandsons_staff のInstagramアカウントをフォローして頂いている方や、
神田にご来店いただいたことのある方は、この顔見たことあるという方もいらっしゃるかもしれませんが、
このBlogの写真に写っている、天然パーマがトレードマークのY. & SONS 神田スタッフの川崎です。
本日はこの時期にぴったりなアイテム『バルカラーコート』を使用したスタイリングをご紹介します。
こちらのバルカラーコートは、COMOLIとY. & SONSのダブルネームで、生地にはリネン・ウール・カシミアを使用。
リネンの混紡率は高いですが、カシミアとウールを織り交ぜているため保温性があり暖かいです。
また裏地にはキュプラを使用することにより、袖が滑らかに通っていきます。
ちなみにバルカラーコートは、他にもバルマカーンコートやステンカラーコートと呼ばれたりもしていて、
スコットランドにあるバルマカーン地方が名前の由来です。
バルマカーンコートの衿(カラー)が短縮され、現在はバルカラーコートと呼ばれることが多くなったといわれています。
ステンカラーコートは和製英語なので、海外では伝わらないため要注意です。
バルカラーコートの特徴は3つあり、1つ目はステンカラーです。
衿の後ろが高く、前が低く織り返っているのが特徴。
第一ボタンを留めずに着ると首回りに立体感が生まれ、ボタンを留めた時と違った印象になります。
2つ目はラグランスリーブです。
襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替えが入った袖のことをラグランスリーブといいます。
最近では肩から脇にかけて縫い目があるセットインスリーブを採用したデザインも増えてきています。
セットインスリーブを取り入れたコートも含めて、バルカラーコートと呼ぶのが、今では一般的です。
3つ目は比翼仕立てです。
バルマカーンコートは、前立てボタンを全て閉じると、第一ボタン以外のボタンは露出しない仕様の比翼仕立てになっています。
ボタンが隠れることで、品のある印象になります。こちらのディテールについてもボタンが露出する仕立てのコートも含めて
バルカラーコートと呼ばれることが近年では多いです。
Y. & SONS別注で、きものや羽織の上からでもお召しになれるよう、袖口を広げて作っています。
他にも、身頃、着丈を長くし、ゆったりとしたシルエットになっているのが特徴です。
COMOLIインラインのサイズの2のバルカラーコートと比べても、少しオーバーサイズになっており、
身長168cm、ヒップ88cm、裄74cmの私は、袖を大きくロールアップして着ています。
身幅が広いため、恰幅の良い方でもお召しになれますし、どなたが着ても肩のラインに沿って落ちる綺麗なシルエットになります。
洋装、和装、どんな身長、体型の方でも着ることが出来、様になる。まさに着る人を選ばない万能なコートです!
生地の風合い、サイズ感、袖を入れた時の滑らかさはぜひ店頭で体験してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
商品金額
【アウター】バルカラーコート Y. & SONS×COMOLI リネンウール Khaki ¥168000-
【羽織】Y. & SONS×COOHEM Navy×Green ¥65000-
【インナー】THE INOUE BROTHERS タートルネックプルオーバー Black ¥44000-
【パンツ】 COMOLI ドローストリングパンツ ¥34000-
【履物】 AURORA SHOES ¥27000-
【バッグ】Hender Scheme not eco bag small Black ¥13000-
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